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甲子園が割れた日甲子園が割れた日1雑誌「おすすめ文庫王国(2010-2011)」に紹介されていた中村計著「甲子園が割れた日 – 松井秀喜5連続敬遠の真実」(新潮文庫:2010年08月)甲子園の割れた日2を読了。2011年、最初の文庫本読了となりました。

本書、タイトル通り、私の年代のおじさん世代だけでなく、高校野球ファンなら誰でも知っていて絶対に忘れないであろう「1992年夏、星稜 vs. 明徳義塾戦」でおきた「松井秀喜5連続敬遠」を題材に、関係者に対して徹底取材したノンフィクションです。私は、この試合は、アメリカ滞在中で観てはいませんが、報道番組やテレビ番組で放送していますから記憶しています。

著者の中村計氏は、今をときめくスポーツライターだそうで、千葉県船橋市出身。ちょっと息抜きに読んでみようかな・・・と思って購入したのですが、一気に読み進んでしまいました!面白い!!

「敬遠」した側、された側とどちらを「正しい」といった結論を導くことなく、そこで何が起きたのか、その後、関係者はどうなっているのか等々、徹底した取材をベースにしていますから、その説得力は素晴らしいものがあります。

野球観の相違による敬遠の考え方の相違の結論は、取材なしでは成立しないと感じています。野球に純粋な星陵高校、勝負に純粋な明徳義塾高校。どちらが正しいのかと言うことではなく、そうした野球観による違いを丁寧に解説している部分も、納得のいく名解説だと感じています。