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Category: 日常生活
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#books 昨年(2010年)の前半は、翻訳ミステリーを読み漁りましたが、なかなか至極の日々でした・・・特に、冒険小説に出会って、更に、時代小説に出会って・・・と、今更どうして!?と自問自答するような出会いがありましたが。

そうした中、興味があるのですが、なかなか読むチャンスが無い作家が一人・・・それが森博嗣(もりひろし)氏です。理系ミステリーで評判になった、と聞きつけたので、いつかは読みたいな、と考えていたのですが、そうした思いを決定的する内容のブログの投稿記事を発見。それは、元マイクロソフトの社長、成毛眞氏のブログ、「成毛眞ブログ::『森博嗣の半熟セミナ 博士、質問があります!』 (講談社文庫)」です。ちょっと引用しておきます。

2008年12月に出版された単行本の文庫化にあたって、著者から出版社経由で解説を仰せつかった。大好きな作家なので二つ返事で請け負った。二つ返事だから「はいはい」と、じつに軽やかである。

森博嗣は理系の頭脳と柔らかな言葉のセンスをあわせ持つ稀有な作家である。もちろん、理系といってもたんに理工科系の大学を卒業したということではない。大学でコンクリート工学の教鞭をとっていたうえに、専門外の理工学分野でも玄人裸足なのだ。

(中略)

森博嗣を知る読者は幸せである。ミステリーと科学とユーモアを同時に楽しめるのだ。「博士、質問があります!森博嗣中毒になった場合の治療法を教えてください!」

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月琴を弾く女月琴を弾く女1#bakumatsu 「竜馬がゆく」、「燃えよ剣」、「相棒」と幕末をテーマとする歴史・時代小説を読了してきて、「どうやら同じ人物を描いていても、その性格やイメージは、作家さんによって相当違っていそうだな・・・」と感じているのですが、それがまた面白い。坂本竜馬といえば、幕末を代表とする英雄!?としてイメージされていますが、どうも司馬遼太郎氏の坂本竜馬だけが全てではなさそうです。

そこで、「文庫王国(2010-2011)」に紹介されていた鏡川伊一郎著「月琴を弾く女 – お龍がゆく」(幻冬舎時代小説文庫:2010年06月)月琴を弾く女2に興味があって購入、一気に読了しました。

タイトル通り、坂本竜馬とその妻とされるお龍の物語。激動の幕末期を生きた2人の波乱万丈の夫婦生活・・・なんて思っていたのですが、実のところ、そうしたふうふう生活に焦点が当たっているというよりは、激動期を東方西走する坂本竜馬を取り巻く男達、そうした男達を支えるお龍とお龍周辺の女達を取り巻く人生を描いているように思います。後半の坂本竜馬の死後のストーリー展開は、鳥肌が立つほど面白かった・・・(いけません・・・更に歴史小説にはまりそうです・・・)。

注目は、作者、鏡川伊一郎氏の「新聞記者、商社、調査会社勤務」という経歴。空想のなかで物語を作成するというよりも、徹底した取材、調査がベースになっての物語なので、これまで疑問に感じていた幕末の謎が、す~っと入ってきます。それこそ、現場にいたのでは!?なんて感じさせる展開とその速さは、とっても好感が持てました!

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北上次郎著「冒険小説論」(双葉文庫:2008年06月)冒険小説論2を読み返してみると、結構時代小説が紹介されています。冒険小説がやはり時代小説に追い求めることができそうで、ちょっと嬉しい感覚になっていますが・・・

上記の本で、山田風太郎氏の本の解説する章がある!これは記録しておく必要がありそう。更に、「趣味の店・空想堂::角川文庫より山田風太郎ベストコレクション刊行開始。」という投稿記事を発見したので、ちょっと引用しておきます。

2010.07月:甲賀忍法帖、虚像淫楽
2010.08月:警視庁草紙(上・下)
2010.09月:天狗岬殺人事件、太陽黒点
2010.10月:伊賀忍法帖、戦中派不戦日記
2010.11月:幻燈辻馬車、風眼抄
2010.12月:忍法八犬伝、忍びの卍
2011.01月:妖説太閤記(上・下)
2011.03月:地の果ての獄(上・下)
2011.06月:魔界転生(上・下)
2011.09月:誰にも出来る殺人、夜よりほかに聴くものもなし
2011.12月:風来忍法帖、あと千回の晩飯
2012.03月:柳生忍法帖(上・下)
2012.06月:人間臨終図鑑(上・中・下)
2012.09月:妖異金瓶梅、明治断頭台
2012.12月:おんな牢秘抄、くノ一忍法帖

内訳は忍法帖8、明治もの4、時代もの3、推理もの5、エッセイ他4。忍法帖がやや多め。

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甲子園が割れた日甲子園が割れた日1雑誌「おすすめ文庫王国(2010-2011)」に紹介されていた中村計著「甲子園が割れた日 – 松井秀喜5連続敬遠の真実」(新潮文庫:2010年08月)甲子園の割れた日2を読了。2011年、最初の文庫本読了となりました。

本書、タイトル通り、私の年代のおじさん世代だけでなく、高校野球ファンなら誰でも知っていて絶対に忘れないであろう「1992年夏、星稜 vs. 明徳義塾戦」でおきた「松井秀喜5連続敬遠」を題材に、関係者に対して徹底取材したノンフィクションです。私は、この試合は、アメリカ滞在中で観てはいませんが、報道番組やテレビ番組で放送していますから記憶しています。

著者の中村計氏は、今をときめくスポーツライターだそうで、千葉県船橋市出身。ちょっと息抜きに読んでみようかな・・・と思って購入したのですが、一気に読み進んでしまいました!面白い!!

「敬遠」した側、された側とどちらを「正しい」といった結論を導くことなく、そこで何が起きたのか、その後、関係者はどうなっているのか等々、徹底した取材をベースにしていますから、その説得力は素晴らしいものがあります。

野球観の相違による敬遠の考え方の相違の結論は、取材なしでは成立しないと感じています。野球に純粋な星陵高校、勝負に純粋な明徳義塾高校。どちらが正しいのかと言うことではなく、そうした野球観による違いを丁寧に解説している部分も、納得のいく名解説だと感じています。

このエントリをつぶやくこのWebページのtweets Bookmark this on Delicious このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - 仏像に階層構造があるとは! この記事をクリップ!Livedoorクリップ - 仏像に階層構造があるとは! BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク newsing it! Googleブックマークに追加 FriendFeedで共有

#NTV 昨晩、日本テレビで放送していた「たけしの教科書に載らない日本人の謎」が興味深かったな・・・成田山新勝寺に関してもあったし。ちょっと日本テレビの番組紹介を引用。

番組内容
日本人は神様と仏様を同時に拝む、世界でも類をみない民族。なぜこれほど日本に仏様が根付いたのか?そこに深く関わる二大スーパースター・最澄と空海は何をしたのか?

詳細
お正月の初詣。皆さんが行くのはお寺?神社?実は日本人は、神様と仏様を同時に拝む、世界でも類をみない民族。除夜の鐘は仏教、お部屋に飾る鏡餅は神道。生活の中に、仏教と神道は渾然一体となって根を下ろしている。

そうした中で、仏像に階層構造があるということを知りました!これが最も面白かった。「万安真の対話板::仏像の種類 如来・菩薩・明王・天部」に同様の解説がありましたから、ちょっと引用しておきましょう。

ええ、その辺については、いずれまた改めてご説明しましょう。今回は我が国の仏像の種類にスポットを当てます。まずは大別4種。

  1. 如来(にょらい):仏像の最高位。悟りを開いて仏となった者。
  2. 菩薩(ぼさつ):悟りを求めて修行している者。(中略)菩薩は如来の一番弟子として、将来、仏になることを約束されている。
  3. 明王(みょうおう):如来の化身。(中略)如来の命令で一切の魔障、悪を討つ。仏法に逆らう者を調伏し救済するため、武装して忿怒の形相である。
  4. 天部(てんぶ):単に「天」とも言う。仏法の護法神。(中略)如来・菩薩・明王のシ-クレットサービスなので、脇侍(わきじ)・従者として、よく上位仏像の周囲に置かれる。

これらは上位からのヒエラルキー(階層制)になってて、如来が一番エラい。あえて喩えるなら、如来=社長、菩薩=専務・常務、明王=営業部長・広報部長、天部=敏腕社員たちって感じかな。そして一丸となって衆生を救うお仕事をするわけです。

これ、面白くないですか?ちなみに、我が家で初詣に行った成田山新勝寺は、それこそ「寺」でして、不動明王を祀ってあるそうです。と言うことで、ちょっとその周囲を「成田山新勝寺」の解説から・・・

成田山新勝寺の御本尊不動明王は、平安の昔、瑳峨天皇の勅願により、弘法大師が一刀三礼敬虔な祈りを込めて敬刻開眼された御尊像です成田山は、弘法大師が自ら敬刻開眼された御尊像を御本尊とし、大師が伝来され奉修された真言密教の護摩法の正系を伝えています。

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毎年恒例になった!?初詣・・・いつからそうなったのかは記憶にありませんが、今年(2011年)で4年連続になるような気がします(ということは、「恒例」でもないかな・・・)

成田山新勝寺・・・
20110102_Naritasan

混んでましたね~今年も。ただ、今年は例年に比べて人が少ないと噂されているようですが・・・長女は就職活動中、次女は2011年、大学への推薦入学を狙っている・・・そういう意味では、大変化の年になりそうです!

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【追記:2011年01月03日】
ちょっとネットを調べてみると・・・「Wikipedia::隆慶一郎」を見つけましたので、自分用に引用しておきましょう。

1984年、小説家としての第一作『吉原御免状』を発表。隆慶一郎は、この時に名乗った筆名である。小説家時代は時代小説を中心に執筆活動をおこなう。代表作として『吉原御免状』、『影武者徳川家康』、『一夢庵風流記』、『捨て童子・松平忠輝』が挙げられる。

なるほど・・・上記を今後購入するかもしれませんから、ちょっと参考までに。

ちょっと思い出して、北上次郎著「冒険小説論」(双葉文庫:2008年06月)冒険小説論1を見返してみると・・・あった!隆慶一郎氏の章がある!それによれば、北上氏の隆慶一郎氏のベスト 3 は、「影武者徳川家康」、「一夢庵風流記」、「捨て童子・松平忠輝」だと主張していますが、それよりも隆慶太郎という作家の章があることで、益々興味がわいてきた!

【公開時、投稿記事】
北上次郎氏の書評で、歴史・時代小説に関するものを発見!ちょっと気になったので引用しておこう。

(宮本昌孝著「家康、死す」にある)帯に大きく、「26歳、家康が殺された」とあるのでドキリとする。隆慶一郎の傑作「影武者徳川家康」で家康が死んだのは関が原の戦いだったことを思い出す。ここではその遥はるか前なのである。

(中略)

素晴らしいのは、26の若さで徳川家康が殺され、あとは影武者がつとめたという本書の仮説で、新しい世界が見えてくることだろう。隆慶一郎『影武者徳川家康』のときにも同様のことを感じたものだが、まだ家康ネタでこういう感慨を覚えるとは思ってもいなかった。時代小説というジャンルが持つ豊かな土壌と、宮本昌孝という才能の幸せな融合がここにある。余韻たっぷりのエピローグまで存分に堪能できる傑作だ。

(引用は、「YOMIURI ONLINE(読売新聞)::『家康、死す』 宮本昌孝著 : 書評 : 本よみうり堂」より)

上記の書評から、ネット検索を掛けてみると、「松岡正剛の千夜千冊::『吉原御免状』隆慶一郎」を発見!ちょっと引用しておこう。

いやー、参った。唸った。だいたいこの作家が誰であるかも知らずに読んだせいか、よけいに驚いた。それに、いまなお吉原の「見世清掻」(みせすががき)の三味線の調べや松永誠一郎の弱法師めいた不思議な歩きっぷりとともに、当時に一読したときの衝撃がのこっている。

こういう本があるということは、たしか民放のTVディレクターから教えられたのだと記憶する。時代小説がめっぽう好きなディレクターだった。けれども、それも「すごくおもしろいですよ」という程度だったとおもう。ところが、読んで脱帽、すごくおもしろいですよどころではなかった。傑作でもある。時代小説の名作かもしれない。

加えて、隆慶一郎という名前も聞いたことがない作家が、もとは映画やテレビで活躍していたシナリオライターの池田一朗で、『にあんちゃん』などを手掛けていたこと、さらにはもともとは東大仏文科で辰野隆や小林秀雄に師事していたことも意外だったが、さらに驚いたのはこの『吉原御免状』が正真正銘のデビュー作で、それも61歳になって初めて小説を書いたというのであるから、ますます感服した。

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2011年になりました!明けましておめでとうございます。今年は、もっと気楽に本ブログを作っていこうかな・・・なんて考えていますが、どうなりますかね~自分で、期待と不安で・・・

早速ですが、昨日(つまり大晦日ですが・・・)、毎年恒例の書籍の整理(積んである書籍のランク付けと片付け)を実施していて、北上次郎氏の「冒険小説論 – 近代ヒーロー像100年の変遷」を発見してしまった。今でこそ、歴史・時代小説にはまっていますが、2010年前半は、ミステリー、特に冒険小説にはまっていて、この北上氏の「冒険小説論」に登場する文庫を買い漁っていました!

最近、ちょっと感じているのは、「ひょっとすると、歴史・時代小説って、日本版冒険小説かな・・・」なんて勝手に考えていたので、「ひょっとすると北上氏もそんなことを考えていたりして!?」なんてことで、上記の文庫をちょっと開いてみると・・・(以前から、購入して持っていたのですが、全てを読んではいませんでした)。

あるある!歴史・時代小説や日本版の冒険小説の解説が!「やっぱりそうだったんだな~歴史・時代小説って、冒険小説だよね~」と自己満足をしながら、ネットを調べてみると・・・

あった!北上次郎氏が、ちょっと興奮気味に論評をしている時代小説が!それは、「YOMIURI ONLINE(読売新聞)::影法師/火群のごとく : 書評」にありました。ちょっと引用しておきます。

最近の時代小説の中で印象深い二作、百田尚樹『影法師』と、あさのあつこ『火群(ほむら)のごとく』の二長編について語りたい。

まず、『影法師』だ。熱血ボクシング小説『ボックス!』、本邦初のスズメバチ小説『風の中のマリア』、迫力満点の整形美容小説『モンスター』と、一作ごとにジャンルを変えている百田尚樹がまさか時代小説を書くとは思ってもいなかったが、これはいかにも百田尚樹らしい小説だ。

(中略)

帯に「生涯の契りを誓った二人の少年。一人は異例の出世を果たし、一人は貧困のなかで朽ち果てた」とあり、それでタイトルが『影法師』ではネタばれというものだが、それでもいつものように迫力満点に読ませて飽きさせない。これが百田尚樹の小説だ。問題はこの長編がケレンたっぷりであることだろう。いくらなんでも作りすぎだという指摘があるかもしれない。たしかにそう言われると弁護しにくいところもある。評価がわかれるのは致し方ないが、この圧倒的な物語力は現代エンターテインメントの世界で得難い。

対する『火群のごとく』は、対照的な作品といっていい。こちらはケレンを排した正統派の時代小説だ。江戸から遠く離れた小国が舞台。自然豊かな町の少年の日々を描く長編である。剣と友情と初恋の日々が描かれ、それで背景に大人たちの権力争いがあるという結構は、藤沢周平『蝉しぐれ』や、宮本昌孝『藩校早春賦』を誰もが想起するだろう。

(中略)

周知のようにあさのあつこは『バッテリー』という少年野球小説で大ブレイクした作家だが、その後は悪戦苦闘していた感がある。数作前に『待ってる』という作品集を上梓(じょうし)したとき、時代小説は意外にこの作家に合っていると感じたもので、この『火群のごとく』はその例証といっていい。

百田尚樹もまた、紙上のリアリティ獲得のために時代小説という枠組みを借りたと思われるが、この作家が今後も時代小説を書き続けるのかどうかはわからない。それは、あさのあつこも同様だ。この二人が時代小説に取り組んだ事情は異なる。しかし、こういう作家たちが参入してくることで、このジャンルが活性化していることも事実なのだ。豊穣(ほうじょう)な時代小説の世界は、こうして続いていく。

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司馬遼太郎氏の本を読むと、意外と「美談」が多いような気がするのは私だけでしょうか?もうちょっと違った視点での歴史小説が読みたいな、と思って、藤沢周平氏を注目しているのですが、なかなかどれから読もうかな、と迷ってしまっています。

迷っている位なら・・・と考えて、「今をときめく歴史小説作家」を選定しようかな、と思い立って、本ブログの投稿記事、「一流社員が読む本::最新作家による歴史小説の名作」にある火坂雅志氏の歴史小説「天地人」を調べてみると・・・ Amazon のカスタマーレビューにとっても興味深い内容が・・・ちょっと引用しましょう!

直江兼続の生涯をトータルで描いた作品及び大河ドラマの原作という事で、不安と期待で読んでみたのだが、不安の部分が大いに占める内容だった。藤沢周平氏の『密謀』とは文章力と構成の格が違い、非常につまらない小説だった。

内容が面白い面白くないは、個人差がありますから、そうしたレビュー内容は、どうでも良いのですが、それよりも「藤沢周平氏の「密謀」」文言が気になる・・・更に、この藤沢周平氏の本を調べると・・・更に興味深い内容のレビューが!引用しておきます。

何時の世も、どの国も歴史は「勝者」からの視点で語られてきた。 敗者は悪しざまに汚名をそそがれ、滅び散ってゆく。

本書は関ヶ原における「敗者」である上杉影勝とその参謀の直江兼続を中心題材 とした歴史小説である。史実を元にした歴史小説だが堅苦しさは全くなく、 登場人物は皆、藤沢周平特有の人間味の溢れた魅力のある人物像で描かれている。 又、史実の描写とフィクションであろう場面の描写のバランスは絶妙で時代小説 としての面白さも十分に堪能できる。

(中略)

そして、徳川幕府によって会津120万石から米沢30万石に減封された上杉の物語りは 藤沢周平の遺作となる「漆の実のみのる国」へ継承される。

どうやら、この辺から読んでいこうかな・・・

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相棒相棒1#bakumatsu 司馬遼太郎氏の「竜馬がゆく」、「燃えよ剣」と歴史小説を読了して、すっかり歴史・時代小説にはまってしまって、更なる小説を探していると、雑誌「おすすめ文庫王国(2010-2011)」を手にとってみると、そこに 2010年ジャンル別ベスト 10 というのがあって・・・

その中に、坂本竜馬と土方歳三がコラボを組む小説、五十嵐貴久著「相棒」(PHP文芸文庫:2010年10月)相棒2が紹介されていました!こりゃ、読むしかないでしょ、「竜馬がゆく」、土方歳三主役の「燃えよ剣」を読了したんだから!

坂本竜馬と土方歳三・・・正に幕末のヒーローの2人だそうで。史実とは、きっと違うんだろうな、と感じながらも、「相棒」なる背景は、「もしかしたら本当にあったかもよ」と錯覚させてくれるようなもの。まっ、こうした時代小説は、楽しめればいいんでしょ!ちぐはぐな会話は、正にイメージ通り。

私は、坂本竜馬よりも、徹底して新撰組にこだわった土方歳三のほうが個人的には好きですが、どうも知性が感じられないのが残念ですが、それでも土方の生き方は、実践してみたいな、と感じさせてくれます。

物語上で、竜馬が暗殺されて、土方歳三が・・・「てめえが殺したのは坂本じゃねえ。この国の明日だ」って台詞は、もう圧巻です!時間の経過と共に、「敵」ともいえる坂本竜馬に、声には出さずとも、信頼感を持ち、更に、この「国」を任せるにふさわしい、と理解していた土方歳三像は、素晴らしいの一言でした!

文体も平易だし、あれよあれよと読み進んでいける・・・幕末の竜馬と土方。もう感動ものの一冊でした!