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「一流社員」というタイトルがあまり好きではありませんが、それでもウェブページ、「一流社員が読む本::最新作家による歴史小説の名作」の内容は参考になりそうですから、本文中に登場している作家をリストしておきます。

NHKの大河ドラマの原作、火坂雅志の『天地人』。主人公、直江兼続は、関ヶ原の戦いで西軍についたため、領地を減らされ、米沢へ転封されるが、家臣をひとりもリストラせず、彼らを食べさせるために殖産興業を推進し、農業の手引書まで作った。まさに未曽有の不況に負けまいとする昨今の中小企業の経営者とだぶる。

学生時代、北方謙三は全共闘の闘士だったが、彼の『水滸伝』はそのときに端を発するキューバ革命への思いがベースになっている。

時代小説を堅苦しく考える必要はない。今、乗りに乗っている書き手の代表、佐伯泰英は「自分の作品はサラリーマンのストレス解消として読んでもらえれば本望だ」としばしば語る。このような側面もあるのだ。

は佐伯泰英と並ぶ当代随一の書き手、山本一力の『あかね空』を冒頭に挙げてみよう。京都から江戸に出てきて苦労しながら店を構えた豆腐屋の二代にわたる物語である。(中略)『御宿かわせみ』も絶品。

吉原の花魁が客の旗本を殺して失踪するところから物語が始まるのが松井今朝子の『吉原手引草』だ。この作品は遊郭の実態をリアルに再現したばかりでなく、小説の基本が目に見えぬもの、つまりは人の思いを描くものであることを実感させてくれる。

昨年生誕100年を迎えた松本清張も時代小説を多く著した。代表作として『無宿人別帳』がある。

現代日本を映す合わせ鏡として読めるのが飯嶋和一の『出星前夜』である。島原の乱=キリシタン一揆という通念を翻し、苛斂誅求に怒った領民たちの反乱としてその顛末をリアルに描き出す。政治の無策ぶりを描いたという意味では、「髷をつけた現代小説」といえるだろう。

時代小説版の「プロジェクトX」ともいえるのが山本兼一の『火天の城』だ。信長による安土城建設の物語であり、匠の国、日本の原型が描かれている。

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